お知らせ

永源寺拝観のお知らせ

虫干しとコロナ平愈祈祷を兼ねた法要が、今日と明日の2日間永源寺経蔵で厳修されます。法要は午前、午後2回で、併せて本堂では永源寺所蔵の十六善神と十六羅漢などの曝涼が開催されております。いよいよオリンピックの開会式が間近に迫り、今はただただ感染拡大による中止などの不測の事態に見舞われないよう、本山一同一心に祈り奉る次第です。

昨年に引続き、本年もコロナなどの疾病被害の速やかな回復を祈願して、7月21、22日の両日経蔵でコロナ平癒疾病退散の祈祷会を営修致します。併せて普段非公開である永源寺宝蔵の書画墨跡の曝涼(虫干し)を本堂で行い、一般の方に公開致します。また、新緑の期間中好評であった開山寂室像と直滋公甲冑を同時に公開し、祈祷札も希望者に配布する予定です。
永源寺虫干し祈祷
日程 7月21日(水) 午前10時、午後2時の2回
   7月22日(木) 午前11時 午後2時の2回

永源寺は、南北朝時代の康安元年(1361)近江守護職 佐々木六角氏頼公が、開山寂室元光禅師に帰依し、雷渓の地に伽藍を創建した事が始まりです。今日は氏頼公の命日に当たり、毎年開基忌が粛々と営修されています。

昨日の5月16日(日)に、開山寂室禅師奉賛茶会献茶式が、槐安窟老大師猊下を御導師に表千家左海 大宗匠による献茶のご奉仕を賜り、厳粛な雰囲気の中無事円成致しました。ご列席賜りました各席関係者の皆様にも深甚の謝意を申し上げます。今年もコロナの影響で色々ご迷惑をおかけする結果となりましたが、今は只々、コロナの終息と関係各位の皆様の健康を祈るばかりです。

先日来延期しておりましたブライアン・ウィリアムズ氏の絵画『春陽』の寄贈と設置が本日執り行われました。永源寺境内の移ろゆく季節を織り交ぜ描かれた『春陽』と『秋光』一対の曲面絵画に、本堂はまるで新たな息吹を吹き込まれたかのようです。永源寺にお越しの際は、ぜひ間近でこの絵の魅力に触れてみてください。

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