お知らせ

永源寺拝観のお知らせ

本年も永源寺法堂で開山圓應正燈国師(寂室元光)毎歳忌が厳修されました。前日夕方の宿忌から永源寺派末寺の和尚が参集し、法要は粛々と執り行われました。

本日は朝6時の献粥から始まり、午前10時半の半斎では、派内の和尚約40名が楞厳行道して真前に香を焚き、枯淡な開山禅師の遺徳を偲びました。

9月21日午後1時から永源寺本山の秋期彼岸会法要が如上に営修されました。当日は天候にも恵まれ、道前慈明老大師を導師に近隣の和尚方が出頭され、檀信徒の方々が追善供養のお参りに来られる中、鳴らし物と読経の音声が方丈に響き渡りました。

先週9月10日(日)永源寺で『永源寺エリアのお茶文化の深化とインバウンド受入れ先進事例セミナー』が開催されました。来賓に小椋正清東近江市長をお招きし、聖徳太子の時代から続く東近江の歴史文化と、鈴鹿から琵琶湖までの水環境の豊かさを、新たな観光資源として活用する取り組みとして、永源寺のインバウンド事業を紹介して頂きました。
 講師の舘隆志先生には中国宋代の禅宗寺院のお茶の作法が、遠く永源寺に伝わり、そこから永源寺エリアに緑茶の文化として拡がっていった様子を、禅語録などの文献から丁寧に解説していただきました。京都和束町細井農園でお茶を生産されている細井堅太さんからは、インバウンド受入れの先進地域としてよく紹介される和束町の取り組みと課題について、現場の視点から分かり易くお話して頂きました。

 事前に申し込みを頂いた40名の参加者の皆様が熱心に講師のお話を聴かれ、講演終了後には質問や情報交換を行うなど、盛況の内にセミナーを終えることが出来ました。最後になりましたが、準備からサポートを頂いた関係各位の皆様にも深甚の謝意を申し上げます。

、そこから永源寺エリアに緑茶の文化として拡がっていった様子を、禅語録などの文献から丁寧に解説していただきました。京都和束町細井農園でお茶を生産されている細井堅太さんからは、インバウンド受入れの先進地域としてよく紹介される和束町の取り組みと課題について、現場の視点から分かり易くお話して頂きました。

 事前に申し込みを頂いた40名の参加者の皆様が熱心に講師のお話を聴かれ、講演終了後には質問や情報交換を行うなど、盛況の内にセミナーを終えることが出来ました。最後になりましたが、準備からサポートを頂いた関係各位の皆様にも深甚の謝意を申し上げます。

永源寺では、昨年度より観光庁によるインバウンド観光コンテンツ造成支援事業に取り組んでおります。今年度は永源寺地域の山村景観、暮らし文化においても重要な「お茶」について深く学ぶと共に、お茶づくりを活用したインバウンド観光先進事例について実践者にお伺いするセミナーを開催いたします。永源寺とお茶について学びを深めたい方、地域活性に繋がるインバウンド観光について興味・関心のある方、ぜひ、ご参加ください。定員は40名です。お申し込みはFAXか郵送で9月9日までにお願い致します。

台風7号の接近に伴い明日8月15日(火)は、終日永源寺本山の拝観を停止させて頂きます。同じく明日執り行う予定であった山門施餓鬼についても延期させて頂きます。参拝者並びに宗務本所職員の安全確保の為、何卒ご了承下さいますよう宜しくお願い致します。

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