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彦根城博物館企画展 『井伊直興と永源寺南嶺慧詢』

彦根城博物館企画展
『井伊直興永源寺南嶺慧詢』8月31日(土)~9月29日(日)
彦根藩井伊家四代直興(一六五六ー一七一七)は、後の彦根藩政の基礎となる政策をいくつも実施し、幕府の大老職を勤めたことでも知られる人物です。直興は自身を臨済宗の名刹・永源寺へ葬送するように遺言するなど、歴代の井伊家当主の中でも仏教をあつく信仰しました。そのなかで、深く帰依した人物が南嶺慧詢です。
本展は、二人の人物像や交流関係、直興の仏教信仰の具体的な様子を紹介するとともに、その仏教信仰が彼の政治に与えた影響にも迫ろうとするものです。
9月14日(土)には講演会「南嶺慧詢宛て井伊直興書状を読み解く」が行われ、書状の書かれた背景や直興と南嶺の関係について、関連史料を使って丁寧な解説して頂きました。南嶺の生家、京都丹波の山内家書状から新たな知見が得られた事も、今回の大きな成果でした。会期は9月29日(日)までです。

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