永源寺 夏の涼感スポット
永源寺の境内は、山の中腹にあって樹木に覆われており、ふもとと比べると気温も1、2度低くなっています。
石段を登ると緑陰につつまれ、風も爽やかです。
また、方丈も大きな草葺き屋根の下、よく風が通ります。
庭を眺めながら一涼み、いかがでしょうか。
この季節、境内で絶えず聞こえるセミの地声、
「このセミが鳴き始めると梅雨が明ける」といわれ、
当山では開山さまの名前にちなんで「寂室蝉《ジャクシツゼミ》」と呼ばれていますが、
正式名称は「ヒメハルゼミ」といいます。最近では希少な種であるとか。
永源寺の裏山は、たくさんの生き物が生息しており、また、一般より体長が大きめです。
他にも珍しい種のカタツムリなどもいるようです。
ただし、ヤマビルやムカデ、スズメバチなども多数おり、倒木も多く、整備されていませんので、
山には入らないようにお願いします。
【永源寺風穴】
境内最奥、裏参道に差し掛かる辺りにある石垣のくぼみは、
風穴の跡と言われています。
穴は石垣で閉じられているので中に入ることはできませんが、
奥からはたいへん涼しい風が吹き出してきます。
温度は年間通じて約18度前後。天然のクーラーです。
昔は食料などを貯蔵していたそうです。
境内最奥部「含空院」前、正面の参道が右に折れるところの左壁のくぼみ
温度は約18度、近づくとたいへん涼しいです
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