政所茶は室町時代から六百年以上栽培され、
親しまれてきた歴史の古い銘茶です。
戦国時代には、近江出身の石田三成が、
豊臣秀吉に温度の違うお茶を献上し絶賛された
三献茶の逸話がありますが、
そのお茶が政所茶だったという説もあります。
始まりは、永源寺第五世 越渓秀格禅師が、
政所の地周辺はお茶の栽培に適しているとして
お茶を伝え、栽培を奨励したことだと言われています。
現在もこの地で育ち続けている在来種の樹でも
栽培を続けており、その中には三百年以上
生き続けている樹も存在しています。
政所茶は、昔ながらの栽培方法を守り、
完全有機・無農薬栽培。
すっきりとした味わいが特徴です。